近年、企業の研修やテレビ出演など活躍の場を広げる”マナー講師”。
マナー講師の年収ってどれくらいか気になりませんか?
また、テレビでマナー講師が「マスクマナー」を取り上げ、炎上してしまい「害悪」「いらない」との批判も…。
この記事では、マナー講師の年収や、世間からの評価についてまとめていきます。
マナー講師の年収は?
マナー講師の年収は、ズバリ平均400〜500万円です!
求人広告サイトでは、
年収500万円
月収25〜40万円
で募集をかけている企業が最も多いです。
ただ、フリーランスのマナー講師になってくると、活動量次第で年収はかなり上がるそうで、売れっ子マナー講師になると
年収1000万円
を超えることも。
売れっ子マナー講師は、企業のマナー研修等だけではなく、
- 講演会
- Youtube動画出演
- テレビ出演
- 本の出版
といった活動で収入を得ているようですね。
マナー講師になるには?
マナー講師になる人のほとんどは、下のいずれかの経験を経ています。
- 接客・サービスの経験
- 資格の取得
客室乗務員などのサービス業の経験を生かし、マナー講師に転身する、というのは王道のキャリアですが、接客・サービス業経験がなくても、マナー講師になることは可能です。
専門学校やオンライン講座などで、マナー講師の資格の取得をすると、その肩書きから仕事の幅が広がりやすくなります。
マナー講師は害悪でいらない?
マナー講師の活躍の場が広がる一方で、「マナー講師は害悪だからいらない」という声も…。
マナーとは、相手を思いやる、相手を不快にさせないという考えを元に実践されるもの。
しかし、マナーを突き詰めるあまりに合理的ではないマナーが提唱されるようになり、納得できないと考える人も多いようです。
例えば、下記のようなもの。
- ノックは入室時は3〜4回。
2回のノックはトイレと同じで失礼 - コーヒーカップに指を通さない。
見た目がエレガントではなくなるため
たしかに、「わかるんだからいいじゃん」「そんなの誰がみてるの?」と言いたくなるような、合理的ではない、相手を直接的に不快にさせてるとは思えないようなマナーですよね。
こういった細かいマナー指導には、賛否両論があるみたいですね。
テレビでマスクマナーを取り上げ炎上
マスクのマナー
— 杉村喜光:知泉(三省堂辞典発売中 (@tisensugimura) February 23, 2021
はぁそうですか、としか言えないけど、これってマナー講師の鈴木真理子さんが提案したのか、モーニングショー側が「マスクで何かマナーネタできますか?」と提案したのか。
色々と面倒臭い時代をさらに面倒臭くしなくてもいいのに。 pic.twitter.com/hnm4pVWjJh
モーニングショー(2月23日)で取り上げられた「ビジネス現場におけるマスクマナー」が炎上してしまいました。
- 薄いピンクのマスクは好印象だからOK
- 濃いピンクのマスクは威圧感を与えるのでNG
- 黒マスクに白シャツは調和していないからNG
- プリントや柄の入ったマスクは相手に気を遣わせるのでNG
これに対して、視聴者は「めんどくさい」「くだらない」という非難が殺到。
本来のマスクの目的である「感染を防止する」「飛沫を防ぐ」から大きく逸れた概念が、マナー講師よりマナーとして呈されたことで、世間の反感を買ってしまいました。
マスクマナーってなんやねんw
— さな (@sana_eru_) February 23, 2021
玉川徹社員が「これはマナー講師(個人)の考えでしょ?」って言っててマナーの信憑性が消えたね pic.twitter.com/wZDtgZamsN
マナー講師とかいう謎の集団が勝手にマナーを作り上げてる謎の風潮
— せれなーど (@serenade_o) February 23, 2021
今、#モーニングショー でマスクのマナーとかいうのやってるけど、本当にくだらない。
— うなぽん (@nabeudonko) February 23, 2021
マナー講師とかいう人が意味のない変な「マナー」作っちゃうから、画一的な変な空気できちゃう。
玉川さんの言うように、「人にうつさない、うつらないために適切なマスクの付け方をするのがマナー」その通り。