NiziUのデビューシングル『Step and a step』のMVの演出が、「虹プロジェクト」オーディション中のメンバーとシンクロしていて泣ける!と話題になっています。
この記事では、そんな泣けると噂の各メンバーのパートの意味を考察していきます!
- Step and a step考察:歌い出しはミイヒ・グループへのメッセージでもある?
- Step and a stepのMVを考察:パート①リオ
- Step and a stepのMVを考察:パート②アヤカ
- Step and a stepのMVを考察:パート③リマ
- Step and a stepのMVを考察:パート④マコ
- Step and a stepのMVを考察:パート⑤リク
- Step and a stepのMVを考察:パート⑥ニナ
- Step and a stepのMVを考察:パート⑦マユカ
- Step and a stepのMVを考察:パート⑧マヤ
- Step and a stepのMVを考察:パート⑨ミイヒ
Step and a step考察:歌い出しはミイヒ・グループへのメッセージでもある?
Step and a stepの歌い出しは、
「大丈夫よそのままで
安心して遅れてないから」
この歌詞を聞いたときにまず思い浮かぶのは「活動休止中のミイヒへの呼びかけなのではないか?」ということでした。
ミイヒへのメッセージ性についての考察は下の記事をどうぞ↓

しかし、その次のパートに続く
「既に特別な君を誇るべきだから」
という歌詞を聞くと、
「虹プロジェクト」の地方予選の時、J.Y.Parkさんがリマへ語りかけた「君はすでに特別な子」という言葉が蘇ります。
Step and a stepは、活動休止中のミイヒを始め聞き手への応援ソングでもあり、NiziUメンバーが「虹プロジェクト」で歩んできたストーリーを描いているものではないでしょうか?
Step and a stepのMVを考察:パート①リオ
Step and a stepの最初のパートはリオ。
リオは陸上競技場のトラックの上で足首を押さえて座り込んでしまっています。
他のレーンには足跡が続いており、リオは他のレーンを走っていた人に置いていかれてしまったことがわかります。
小学2年性から習っており、有名ダンスグループのトップとして活躍していたリオですが、「虹プロジェクト」ではJ.Y.Parkさんから『求めるのはダンサーではなく歌手』と指摘されていました。
得意としていたダンスだけでは戦えないと宣告されたリオは大きな挫折を味わったと想像できます。
一度挫折して走ることをやめてしまいましたが、自分を見つめ直し最後はレーンをまっすぐ扉へ駆けていくMVのシーンは、スランプの中にいたリオの姿を思い出させます。
Step and a stepのMVを考察:パート②アヤカ
続くシーン、アヤカは時計の空間の中にいます。
アヤカは、「虹プロ」初期の地方予選でもプロになるという意識がかなり低いと自覚しており、東京オーディションでは最下位滑り込みで韓国行きの切符を手にしました。
他メンバーとのデビューに対する意識の違いや、常に滑り込みで選考を通過する実力の差を埋めるため、与えられた同じ時間で追いつかなければいけない、という焦りを表現したシーンなのではないでしょうか。
時計の針がはやく回っていることから、全速力で実力をつけていき、デビューへの扉を探し出したことが表現されていると考えられます。
Step and a stepのMVを考察:パート③リマ
ブロックの空間の中でパズルをはめているリマ。
リマは予選時から歌唱力・ダンスの実力は申し分なく、また英語力もありラップも堪能でした。
実力やオーラは申し分ないリマですが、彼女の課題は『自分らしさ』を表現すること。
このカラフルなキューブは、リマの多才な能力を表現していると思われます。
「虹プロジェクト」中、『自分らしさ』とは何かを常に課題として挑んできたリマが、カラフルな色(=才能や長所)のキューブを一つ一つはめて、どう組み合わせるとベストかを悩んでいる描写だと思われます。
Step and a stepのMVを考察:パート④マコ
マコは四方に広がる、たくさんの扉を目の前にし、走りながらどこへ向かうべきか悩んでいます。
マコは、「虹プロジェクト」中は常にトップの実力で、リーダーとしてもチームを引っ張ってきた存在です。
練習生時代は、朝5時起きで、毎日欠かさず朝練をしていたなど、努力家でも知られるマコ。
誰よりも努力し、実力もずば抜けているからこそ、たくさんの扉(=選択肢)が既に目の前にあるのに、どこを開けるべきかわからず駆け回っています。
Step and a stepのMVを考察:パート⑤リク
リクは雲の上のシーン。
既に人より高い位置(=雲の上)にいるリクですが、デビューへの扉は見えません。
高いセンスを評価され勝ち登ってきたリクですが、自身が評価された歌唱力ではそれを上回る実力のメンバーが。
ダンスに関しても、動作から動作の間で止まってしまうことを指摘され、各分野でさらに階段を登っていかなければデビューの扉は見えないことを示しています。
Step and a stepのMVを考察:パート⑥ニナ
階段の迷路にいるニナ。
足場のない道をたどろうと考えています。
ニナは歌唱力を高く評価されますが、ダンスについては「今まで練習せずに遊んでいた人みたいだ」と序盤の段階で酷評されます。
また、J.Y.Parkさんはニナのことを、「アメリカ育ちで文化の違いやメンバーとの交流に戸惑っていたメンバー」とマツコ会議で語っていました。
ダンスを伸ばすにはどうすればいいのか?
チームでの戦いになる虹プロでメンバーと協力しながら成長するには、どんな文化を受け入れればいいか?
を懸命に考えていたことを、このシーンでは描写しているのではないでしょうか。
また、迷路で迷いながらも、足跡は少しずつ階段を登っていることから、迷いながら気づけば成長していたニナを表していると言えます。
Step and a stepのMVを考察:パート⑦マユカ
大小様々な扉のある、暗い森の中で迷っているマユカ 。
マユカは高い表現力で、曲ごとに別人のように違った魅力を見せることから、キャッチコピーは「NiziUのカメレオン」です。
マユカの姿が複数いることから、カメレオンのように姿を変えて、それぞれの魅力あるマユカがどの扉を開けるかバラバラに決めようとしている様子が伺えます。
そして、自分が映り込む鏡を見つめると、虹色に光る扉が現れます。
虹プロのときは、順位もよくなく、自分の魅力が掴み切れていないマユカでしたが、自分を見つめることで自身の本当の魅力に気づくことができた、という当時のマユカを連想させます。
Step and a stepのMVを考察:パート⑧マヤ
凛とした立ち姿で広い海で何かを探しているマヤ。
虹プロ中では、パフォーマンスごとに違う顔を見せ、高い表現力が評価されていたマヤ。
キャッチコピーの「NiziUの白鳥」のように、ゆっくりと水面を進んで、同じ海と空が広がる中で見つけたのは、水面の島に浮かぶミイヒ。
”NiziUのお母さん”的存在でメンバーに慕われているマヤだからこそ、ポツンと佇むミイヒを見つけにいく適任だったのではないでしょうか。
ミイヒを迎えにいくのがマヤだった詳しい理由はこの記事をどうぞ↓

Step and a stepのMVを考察:パート⑨ミイヒ
広い海の上で、扉に背を向けてうずくまっているミイヒ。
既に扉を見つけているのに、開けることができません。
ミイヒを見つけたマヤは手を引き、一緒に扉をくぐると、既に扉をくぐって集まったNiziUメンバーが。
そんなメンバーを見つけて、ミイヒは笑顔になり、メンバーのもとへ駆け寄ります。
この描写は、デビュー直前で体調不良により休養しているミイヒへの、扉を開けたそこでいつでも待っているよ、というメンバーからのメッセージと受け取れます。
Step and a stepのミイヒのパートに関する詳しい考察は、下の記事からどうぞ↓

以上、各メンバーのパートごとにStep and a stepのMVを考察してみました!
こうしてみると、虹プロジェクトのストーリーを思い出し、メンバー1人1人の努力が垣間見れる演出でしたね。
ようやくデビューとなったNiziU。
ミイヒ復活も祈りながら、今後の活躍を願っています!