NiziUのデビュー曲「Step and α step」のMVが公開されましたね。
2020年10月より活動休止をしているミイヒが登場したことで、ストーリー性のある歌詞とMVが「泣ける!」と話題になっています!
Step and a step考察:MVや歌詞に込められた意味
「Step and a step」は、ゆっくりでも1歩1歩自分のペースで進めば大丈夫という意味が込められています。
『2020年、コロナ時代を生きる世界中の人々へ届けるメッセージソング』として作られた曲だそう。
しかし、歌詞にはNiziUがデビューする前、虹プロジェクトの時にメンバーが抱えていた想いに重なる点が多々あります。
各メンバーごとの考察は下の記事からどうぞ♪↓

Step and a step考察:MVに途中からミイヒが出演!
Step and a step のMVでは、出だしは休養中のミイヒを除いた8人でのパフォーマンス。
しかし、1番のサビの終わりからミイヒが登場します!
ミイヒのみ、ダンスパフォーマンスには参加していないので、体調が万全でないことが伺えます。
Step and a stepのMVは、休養に入る直前に撮影されたものなのかもしれませんね。
登場シーンは、いつもの笑顔のミイヒではなく、一人寂しそうに膝を抱えて座るミイヒ。
このシーンの意味が泣ける!と話題になっています。
Step and a step考察:ミイヒの出演シーンが泣ける意味とは?
1番のサビ終わりからMVに出演したミイヒ。
しかし、その出演シーンにメッセージ性がありすぎて意味深です。
- ミイヒが笑顔のない表情で膝を抱えてうずくまっている
- ミイヒが扉に背を向けている
- ミイヒが座っている空間が、広い海の中ポツンと浮かんでいる
- ミイヒの周りの空や海の色が暗い
これらのミイヒの登場シーンの描写を、1つずつ考察していきます!
考察①:ミイヒがデビューへの扉の開け方が分からなくなっている描写
ミイヒが扉に背を向けてうずくまっている描写。
各メンバー1人1人のシーンがあったのに対し、扉が最初から存在するのはミイヒのシーンだけです。
他8人のメンバーは、それぞれ自分で扉を探し見つけ出しています。
これは、虹プロジェクトのでJ.Y.Parkさんが「デビューする準備ができている」「アイドルになるために生まれてきた子だ」と、地方予選の時からミイヒを絶賛していたように、ミイヒは他のメンバーより前の段階でデビューへの扉はすぐそばにあったことを示していると考えられます。
それにも関わらず、扉を開けずうずくまるミイヒは、NiziUとしてデビューは決定しているけれど、休養しているミイヒを表現していると考えられます。
考察②背景がミイヒの心情を表している
マヤが持っている望遠鏡でミイヒを見つけ出した時、空がどんより暗くて、海の色も暗い色です。
そんなミイヒのもとに向かっていくマヤ。
マヤとミイヒが出会った瞬間、空が晴れて空と海が明るいブルーに変わります。
真っ直ぐに見つめ合う2人のシーンと比べると、同じ海の上に浮かんでいるにもかかわらず、ミイヒの背景に広がる海は暗い色をしており、マヤの後ろに広がる空は明るく晴れています。
この対照的な背景の描写から、ミイヒの気持ちが暗く沈み、それをマヤが明るく照らしていることが読み取れます。
考察③:リオもミイヒと座り込んでいる描写
Step and a stepのMVでは、ミイヒと同じく、リオも座り込んでいました。
リオの周りのレーンには他者の足跡が続いており、方向・行先がはっきりしているのに対し、ミイヒは東西南北分からない海の中をポツンと浮かんでいることから、行先の不確かさを表しているのではないでしょうか。
Step and a step考察:ミイヒを迎えに行くのがマヤ だった理由
他のメンバーから、マヤは「NiziUのお母さん」と言われるほど、メンバーへの面倒見の良い、優しく思いやりのある立ち位置です。
このことから、マヤは人を優しく包み込み、相手に心を開かせる力があるとわかります。
だからこそ、ミイヒを連れ出し、メンバーと引き合わせる役割に選ばれたのではないでしょうか。
ミイヒを迎えに行くのがマヤだった理由①:ミイヒがスランプの時、マヤがリーダーとして支えていた
ミイヒとマヤは、虹プロジェクトの韓国合宿で3回同じチームになっています。
- チームミッション
- ファイナルステージ(1回戦)
- ファイナルステージ(2回戦)
この3回の全てでマヤがチームのリーダーを務め、ミイヒを含むメンバーをリーダーとして引っ張り、支えていました。
ミイヒは個人ミッションで1位を獲得した後のミッション3で最下位を取ってしまい、スランプに陥ってしまいます。
しかし、その後すべてのチームミッションでミイヒは上位の成績を残しています。
着々とキューブを獲得していたにも関わらず、デビューから遠のいてしまったミイヒを、チームリーダーとして精神的にも支えていたマヤの存在と、『Step and a step』の扉に背を向けうずくまっているミイヒを迎えに行くマヤの姿が重なりますね。
このシーンはそんな2人の関係性をイメージしているとも言えます。
ミイヒを迎えに行くのがマヤだった理由②:マヤはNiziUのお母さん
メンバー内でのマヤの立ち位置は「NiziUのお母さん」です。
Huluの「NiziU 9 Nizi Stories」でも放送された通り、マヤに対する印象は「お母さん」とメンバー全員の意見が一致しています。
- 本当にお母さんみたいに優しくてあったかい感じ(リオ)
- 安心感がすごい(ミイヒ)
- 本当にお母さんみたい(リマ)
- このグループの中で一人だけすごいお上品。そういうのがすごい魅力的だと思う。綺麗!美術品みたい。(リマ)
- すごいギャグセンス高い。人が急に変わる(リオ)
- エアギター(リマ)
- 話を聞くのがめっちゃ上手い(マユカ)
- 相談相手(リマ)
- 何か悩んだらとりあえずマヤに相談しよう(リオ)
- 自分で悩んでたことに気づかなかったのにマヤオンニが「最近どう?なんか悩んでるでしょ?」って、よく考えたら「確かにいろいろ抱え込んでたなぁ」って、そういうのを自分が気づく前に気づいてくれるのがありがたい(ニナ)
マヤがメンバー全員に対してとても思いやりを持って親切に接していたことが伝わりますね。
ミイヒはマヤについて「安心感がすごい」と語っているので、”不安がるミイヒを迎えに行くシーン”には、相手を包み込むような優しさを持ったマヤが適役だったのではないでしょうか。
Step and a step考察:マヤがミイヒに手を差し伸べ扉をあけるシーン
ミイヒを見つけたマヤが手を差し出し、2人はしっかり手をつなぎます。
このとき、背景は明るい青空。
マヤに手を取られ立ち上がることで、ミイヒの心情が徐々に明るく変化します。
マヤはミイヒの手をしっかりと繋いだまま、部屋の扉をあけて外へと連れ出します。
マヤが手を離した時、ミイヒの視線の向こうにはNiziUのメンバーが。
マヤがミイヒに「おいで」というような動作をすると、自分を導いてくれる仲間(=メンバー)を見つけることができたミイヒはここで初めて笑顔になります。
笑顔になったミイヒは駆け寄り、メンバーみんなで手を繋いで歩き出します。
マヤと一緒に扉をくぐることでメンバーを見つけ、笑顔を取り戻し共に歩み出したミイヒ。
この描写から、下記のことが考察できました。
「一人ではできないことも仲間がいたらできる」
「大切な人はすぐそばにいる」
- 「(休養中のミイヒが)戻る場所はいつでもある」
デビューへの準備はできているものの、休養で一人座り込んでいるミイヒに、いつでも待っているよ、私たちは仲間だよというメンバーのメッセージを感じ取ることができました。
このメッセージ性に、ファンからは「ミイヒちゃん安心して帰ってきてね」「涙腺崩壊」の声が。
Step and a step ♪
— ぷりん (@KINARI0516) November 29, 2020
MV鬼リピ💫してたら何もこと進まないや(笑)
マヤちゃんがミイヒちゃん見つけて…扉開けて連れ出すシーンにいつもウルウルっと🥺泣けるMVははじめてだわ。。ミイヒちゃんお帰り!って言える日が待ち遠しい♡ pic.twitter.com/md6PBjdjvV
デビュー決定早々休養を発表したミイヒでしたが、デビューシングルのMVへの出演に多くのファンが喜んでいましたね。
休養についてはミイヒ本人が一番不安な思いを抱えていると思います。
Step and a stepのMVから、メンバーはいつでもミイヒと一緒に歩き出す準備はできていることが伝わってきました。
ミイヒちゃんには焦らず、安心して体調を回復させて欲しいですね。
今後のNiziUの活躍に、ますます期待しています!
各メンバーごとの考察は下の記事からどうぞ♪↓
